幼児の面会交流が上手くいくには
幼児の面会交流については、パパさんの側も「こどもの今」を受け入れることが大事です。
自分のペースで物事をすすめて、こどもから嫌われるパパさんというのはたくさんいます。
また、監護親が、非監護親と顔を会わせることも厭わないということも良いことでした。
とかく最近はDV、DVといって、離婚後は接触を避ける傾向があります。
しかし、こどもにとってのパパさんを勝手に取り上げて良いということにはならないでしょう。
他方、パパさんも、「他人」になった奥さんには礼儀正しく接する必要があります。
幼児の場合、母子分離が十分ではないことが大きいことに照らして、母親同席の必要性が出てきます。
年齢が早い面会交流は無色透明ともいえるもので、自然にこどものライフサイクルに入っていきます。
年齢が重ねてくると自我も出てきますし、かといって思春期には誰にも相談できず悩んだりもする。
幼児期の場合は、成長が見えやすい時期で喜びを共有しやすいというメリットもあるかもしれないのです。
それだけに、相手方に任せる、という見守り役を委ねるタイミングが重要といえるかもしれません。